アート湯治祭公募・第2回現地説明会⑦

今回の説明会参加者は東北生活文化大で美術を学んでいる学生さんや、宮城大学の「アート・スタンダード」というサークルで、すでにプロジェクトを企業と組んで展開している学生さんたちをはじめ、パフォーマンスで知られる白Aさん、越後妻有トリエンナーレ2003に参加した宮城大の平岡先生や、名取で地域づくりに取り組む「リバイブ名取21」の高橋事務局長さん、そこでLEDを使った作品を展示している尚絅学院大の阿留多伎先生など、多彩な顔ぶれの14名(前回はすごく寒い中を10名)。

「湯治場は舞台」であり、参加を希望される方は、単にアーティストとして作品を制作・展示するだけでなく、企画者として地域を使った企画を提案・実施していただけたらと思います。その集合体が「アート湯治祭」といったイメージでしょうか。
今年の主なポイントとしては、8月の1か月間を東鳴子温泉街を舞台とした「ごてんゆカフェ」として、淡路島アート・センター理事長でアーティストの久保拓也さんに制作してもらう移動屋台(目下、「いろりカフェ」というコンセプトで進んでいます)を中心に、アートの展示やパフォーマンス、ライブやセラピーその他を展開、夏のごてんゆ・東鳴子温泉を現代の桃源郷にしたいと考えています。

また、同時に東鳴子周辺エリアとして、JR陸羽東線沿線に、鳴子・岩出山・古川といった隣接する大崎市内のコミュニティや施設と連携し、展示・制作やワークショップなどの企画をゆるやかにたばねる「りくとうアートライン」を8〜12月の期間で行いたいと考えています。
その上で期間中、目下のところ予定している日程としては、以下のものがあります。
・8月1〜3日の「オープニング」、そして宮城県を中心としたアート関係者を一同におまねきして行う「温泉deアート会議」。
・8月13・16日の温泉街を19:00〜交通規制して行う「光の盆」。
・8月下旬に行われる「駅コンサート」。
こうしたスケジュールとからめて企画していただくといいかもしれません。

参加企画応募について詳しくはこちら。締め切りは今月末までとなっております。

今後のスケジュールとしては、4月上旬に応募企画について、東鳴子ゆめ会議メンバーやまちの方による選考会を行い、特に問題のない企画に関しては実施をお願いするむねの通知をお送りし、実施に向けて動いていくことになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

(コメント:門脇篤