この日、大崎地域はたいへんな雨に見舞われ、古川駅前は冠水。JR陸羽東線も不通となるなど、天候的にはかなり厳しいコンディションでした。
にも関わらず、鳴子御殿湯駅の中にはいっぱいのお客さま。列車も通らず、静かな駅舎の中で「駅コンサート」の開演となりました。
ジョン・ダウランドやブリテンなどのしっとりした曲ではじまり、武満徹のポピュラー・ソング、そしてコンサートを企画した大場陽子さん作曲の鳴子の龍をテーマにした曲に、ソプラノの吉川さんが詞をつけた歌も披露されました。
真ん中が大場陽子さんです。
作曲のほか、さまざまな個性的なコンサート企画を行っています。
休憩をはさんで、約１時間半ほどのコンサートでした。
すごい雨の中でしたが、本当に来てよかったです。
あんまり雨がすごいので東鳴子温泉に泊まっていくことにしました。
コンサート後、山の中にある旅館大沼山荘で東鳴子ゆめ会議メンバーや湯治アーティストらで出演者を囲んだ懇親会が行われました。
アサヒビール芸術文化財団からは加藤種男さんも大雨の中、駆けつけてくださいました。
コンサート同様、なごやかに夜は更けていきます。
明日は淡路島の久保拓也さんが東鳴子親交会婦人部のみなさんとつくった屋台を囲んで「いろり屋台カフェコンサート」を行う予定でしたが、雨天のため、ここ大沼山荘での開催となります。
（門脇篤）
