「GOTEN GOTEN 2008 アート湯治祭」の広域連携企画として昨年から実施されている「りくとうアートライン」。
今年はさらにエリアを拡大し、合併で同じ大崎市となった古川エリアとの連携企画を行っています。
かつては宮城県北部の一大商業都市として栄えた古川中心部にある商店街ですが、郊外型の大型店の進出により、かなり元気がなくなっています。そんな商店街のひとつ、四季彩通り商店街は、「幸福の黄色いポスト」なる黄色いポストを、民本主義の吉野作造先生の生家跡に立て、「幸福の黄色」をキーワードに各地との交流を行っています。
「幸福の黄色いポスト」については、すでに版画家の大野晋司さんなど何人かの作り手がテーマに取り入れ、作品を制作したり、目下発表を予定したりしています。
そこで「りくとうアートライン」でもそうしたトリビュートのひとつとして、「幸福の黄色い毛糸」を制作することにしました。文字通り、黄色い毛糸でポスト周辺をもっと黄色く、幸福色にしてしまおう、というものです。
制作のようすはこちらにアップしていきます。
また、地元新聞社の河北新報さんや大崎タイムスさんのほか、地元テレビ局のＫＨＢ東日本放送さんやミヤギテレビさんも取材に来てくれ、夕方の番組で流れる予定です。
制作は17日まで行い、18・19日の「古川秋まつり」で完成展示されます。
（コメント：門脇篤）
