生徒作品「自画像」。
たくさんの自画像が並びますが、どれもいい。
こちらは8月に行ったチェーンソー・アート・デモンストレーションで高橋さんが生徒さんたちの目の前でつくったふくろうですねー
そばには生徒さんたちが鳴子ダムで拾った流木でつくった作品も並びます。
そしてこちらが勘七ギャラリーから急遽持ち出して展示した私の「湯船」。
吹き抜けをうまく使って展示してみました。
今年は展示作業が終わった後にうかがって、ワークショップレポートや「湯船」を展示したのですが、その際に展示を見ていた先生方から「毎年、生徒作品などただそのまんま展示してしまっているので、展示の仕方なんかもアドバイスしてもらえるといいんじゃないか」というような話が出てきていて、これはたいへんいいことだと思いました。
これは今年「展示ワークショップ」などを行った結果、展示そのものも作品の一部だという発想が中学校にじわじわと芽生えてきた表れかもしれません。
ぜひ来年はそのあたりもやっていきたいと思います。すでにあるものへの見方を変えたり、当然のようにやっていることへ疑問を呈したり、そうしたものがアートであって、平面や立体のモノとしてだけでなく、それらはそうして出てきた本当に最後の最終的な結果に過ぎない、というあたりを提示していけたら、もっといろんなことが見えてくるのではないかと思います。
(コメント:門脇篤)