ワークショップ屋台@KANKAKU FLEA MARKET その3

しかし、開始早々、重大なことに気づきます。
そんなに参加する人はいないだろうとたかをくくっていたために、はじめにつくっておいた箱のストックがあっという間になくなってしまい、プラダンの切り出しが追いつかない事態が!

次々に子供たちがしあげてくる箱を風船につける作業もとどこおり始めました。
「ちょっと座れないんで」と制限していたのに「立ってつくりますから」とかいってどんどん屋台に入り込んできます。

見るに見かねて「ワタシ、切りましょうか」とか言ってくれるお父さんがいたり、全部自主的につくりあげて行く親子も。
ありがとうございます。私がやっているアートは「場をつくる」(だけ)という話もありますし、かえってよかったかもしれません。いや、よかったにちがいありません。

みんな、自分の「飛ばない気球」を手に川原のバルーン・フェスティバル会場や感覚ミュージアムへと移動していきます。

しかし、いっこうに参加者はおとろえるきざしを見せず、すでに時刻は1時。おトイレにも行けません。
ちょうど「なにかお手伝いしますか〜」とやってきた小玉副館長さんに「休憩の札を書いて出してください!」とお願いし、いったん新たな参加者は、お休み後ということに。
しかし中には「次は何時から?」など、ありがたい反面、ほとんど身を脅かされる思いです。

(つづく)