大阪からアサダワタルさんをお迎えしました

今年の企画「千年湯治」に手を貸していただこうと、大阪はもちろん、日本各地で大活躍中のアサダワタルさんを東鳴子温泉へお呼びして、意見交換を行うとともに、湯治場体験をしていただきました。
1日目は東鳴子ゆめ会議メンバーと初顔合わせ。湯治文化や東鳴子の歴史などについて話を聞いてもらうとともに、アサダさんが昨年から取り組んでいる「住み開き」などの活動についてお話をお聞きしました。

二日目は東鳴子の隣町である鳴子温泉や岩出山を案内し、東鳴子を取り巻く地理的状況や人的資源について知っていただきました。
鳴子温泉では、アサダさんとも知り合いの涼音堂さんなどが鳴子でライブをしたおりに骨を折っているお菓子と喫茶の店「たまごや」の主人・宮本さんと意気投合。

伊達政宗が仙台へ出る前に城を築いた岩出山では、現存する日本最古の藩校や「感覚ミュージアム」などを見学し、じっと土地の音に耳をすましました。

再び東鳴子へ戻って「こども旅館」となる予定の勘七湯別館や、東鳴子のお土産屋さん「なるみストアー」、鯉命「氏家鯉店」などを見学。
「なるみストアー」さんでは、20年前のミニ四区ブーム時はミニ四区で月150万かせいで、店内の半分をミニ四区コースが占めていたというこれまで聞いていなかった事実も発覚。「こども旅館」にコースをお借りすることになりました。

ということで、私はこのあたりでおいとましましたが、この後、アサダさんは東鳴子のお湯をじっくり堪能し、翌日、大阪へと帰っていかれたそうです。
いったいどんな企画が生まれるのでしょう。どうぞみなさま、ご期待ください。
今年からはじまる新たな企画「千年湯治」は夏がメインの会期ですが、通年での湯治場メニューとリンクしたパーマネントな仕掛けになっていく予定です。

(コメント:門脇篤