鳴子温泉郷のご紹介

鳴子温泉郷は5つの温泉地の総称です

■東鳴子温泉
かつて伊達藩政期に御用湯「御殿湯」が置かれた由緒ある温泉地。
閑静な環境には十数軒の宿が建ち並び、いまだに湯治場の風情を色濃く残しています。主な泉質は重曹泉で、各宿が異なる自家源泉を持つ希有な温泉地です。「千年湯治」のメインステージです!

■川渡温泉
豊かな緑とのどかな田園風景に囲まれた静かないで湯の里です。
鳴子温泉郷の中でも開湯が早く、藩政中期にはその名声が京にまで届いたと言われます。
また神経痛、リュウマチに良く効くといわれ、かつては「脚気可波多比(かっけかわたび)」の名で親しまれている温泉地です。

■鳴子温泉
鳴子温泉郷の中心部に位置し、温泉郷の中でも最も賑やかな温泉地。
温泉神社の御神湯として千年の歴史を持つ「滝の湯」やかつて早稲田の学生が掘り当てた「鳴子・早稲田桟敷湯」などの共同浴場も充実しており、
泉質のバリエーションも多彩で湯めぐりを楽しむことができます。神秘の沼「潟沼」にも徒歩30分ほどで着きます。

■中山平温泉
300年ほど前の開湯と言われ、鳴子温泉郷の西の入り口に位置しています。
ぬるぬるした感触が得られるアルカリ度の高い湯が特徴。紅葉の名勝・鳴子峡にも近く、川渡温泉などと並び国民保養温泉地にも指定されています。スケッチ大会やノルディック・ウォークなどのイベントにも熱心に取り組んでいる温泉地です。

■鬼首温泉
史実によれば、延喜年間(901〜922)以前の開湯と言われており、吹上温泉、神滝温泉、轟温泉、宮沢温泉など複数の一軒宿も存在することから、
鬼首温泉郷と呼ばれることもあります。雄大な自然が大きな魅力で、地熱が高いことから地熱発電所も稼働しています。
鬼首の独特な文化は現代人に忘れたものを思い出させてくれます。