フニン住民に必要なこと

エクアドルの大手NGOプロデシが、オーガニックファームに関するワークショップをフニンで行い、私も参加してきました。オーガニックファームへの取り組みは始まっていたのですが、雨季であったことやみな忙しかったことなどもあり、ここ数ヶ月中断していたのです。

このワークショップに参加してみて強く感じたことなのですが、フニン村で必要なこと、ナマケモノ倶楽部がフニン住民と一緒にやりたいと思うプロジェクトに関しては、彼等の力がとても大きいだろうということです。

プロデシは、住民に対する栄養に関する教育や、なぜ自然を守ることが重要であるかという教育。水の大切さの教育や、農薬がいかに私自身の命を危ぶむ存在であるかという教育。または保健教育などもおこなっている団体です。

フニン住民とのミーティングで、まずはツーリズムプロジェクト改善から取り組もうと決定しましたが、住民のエコに対する感覚の変化や、取り組み方の意識を変えていくには、プロデシのような資金も持ち合わせ、古くから地元で地道に活動している団体と協力していくことが重要だと思いました。

実際に講座などを開きたいと思っても、そのつてや資金がないのが現状です。しかし、どういった講座を村が必要としているかということを、住民と近い立場にいる私からプロデシに提案して、協力を仰ぐということはできると思います。

実際今回のワークショップを行ったマジュリさんとは少しそういった話をし、プロデシは講座など住民が必要とすることには協力すると言ってくださっていました。今後、彼らともっと話しをして関係を深めたいと思っています。

ヨコヤマリエ