ナマケモノはいそがしい?辻信一さん最新刊

ナマケモノ世話人の辻さんは、ゆっくりを広めるためにけっこういそがしい(ホントに)。でも、その「いそがしさ」は、「忙」という字が示すような自分らしさをなくすような時間の使い方ではなく、人と出会い、日本や世界の地域とつながっていく、ソウゾウ(想像、創造)力あふれるたのしい時間なんじゃないかしら。

そんな辻さんが『だきしめてスローラブ』(集英社)、『「ゆっくり」でいいんだよ』(ちくまプリマー新書)につづいて、PHP文庫から『地球をまもる絵事典』を本日出版します。ナマケモノの仲間もいっぱい登場!辻さんがミスターZOONY(ズーニ−)として、世界をよりよく変えていくためのナビゲーションをしていきます。

内容…第1章 「スローな世界を体験しよう」(ゆっくりと自然にひたってみよう・ネイチャーゲーム「コウモリとガ」をやってみよう ほか)、第2章 「楽しいことが地球を救う!」(いま、わたしたちにできること〜[食べるってなんだろう?]そば粉をじぶんでつくるおそば屋さん・「食べる」ということ/冒険を料理で試してみて!、[森林ってなんだろう?]西表の自然と生きる・子どもたちに森の楽しさを伝える、[水ってなんだろう?]楽しい企画で海を守る、[ごみってなんだろう]使いまわして活かす楽しさを探る、その他[エネルギーってなんだろう]、[生態系ってなんだ]、[仕事、お金ってなんだろう?]など)。用語解説、さくいんも充実しています。