「森をまもり、森をつくる」とエクアドルの味

皆さんこんにちわ。事務局ユリカです。
今月12月23日に、「森を守り、森をつくる〜コーヒー生産者達のカルチャークリエイティヴ」というイベントを行います。
エクアドルのインタグコーヒー生産者たちとそれをスロービジネスとして展開している日本の青年たちによって、実際に壮大な美しい森が守られたことをお祝いするイベントです。(写真:エクアドル・インタグコーヒーのふるさと、雲霧の森!)

その日は、お話もさることながら、写真や音楽などイベントをつくるものたちに、ナマクラの想うエクアドルを漂わせたい!と話し合っています。エクアドルの生産者のメッセージや画像をデコしたり、コーヒーはもちろん、エクアドルのフェアトレードの雑貨のフェアも行いたいといろんなアイディア練っています。
そして、お料理にも是非エクアドルの味を!登場させたい。(写真:フニン村のある日の食卓)

イベント当日の料理をつくるのは、もちろん会場でもあるカフェスローのキッチンスタッフ。まずは、カフェスローのスタッフにエクアドルの味を味わってもらう必要があります。

ということで、まずは試作です。2004年の梅雨に、”スローエクアドルカフェ”という、エクアドルのツアーに参加者と共に、ツアーの事前説明会も兼ねたイベントを行いました。その時に料理全般を担当したアヤキータに力を借りて、お料理開始。

エクアドルには代表的な料理はいくつかありますが、雲霧の森を訪れたときに印象的であったメニューを調理。つくったものは以下。
・キヌアのお野菜炊き
・キヌアバーグ
・お豆の煮込み
・ジンジャーレモンスープ
・アヒ・・・エクアドルでは何にでもお好みでかけて食べる言わば薬味みたいなもの。唐辛子ベースでお野菜のみじん切りで和えてあるのが主ですが、家庭ごとにオリジナルがあります。

エクアドルのシエラ地方(山岳地方)では、お豆、ジャガイモ、トウモロコシ、バナナ(数種類ある!)などがよく食べられます。あとは、トマト、ピーマン、キュウリ・ズッキーニ、にんじん、タマネギ。雑穀のキヌアは鉄分も多く栄養価も高い、日本でも注目されている雑穀のひとつですね。スパイスの代表的な味付けは、やっぱり唐辛子。そして香草(パクチー)。
久々に食べるエクアドルの味。どれも、唐辛子やクミン、香草などがぴりっと効いて、スパイシー。あぁ懐かしい!!あぁおいしい!

できあがった料理を持って、カフェスローで皆で試食。
「おいしい!」「香草、アジアの感じ」など、まずまず好評。特にキヌアを野菜と炊いたものやキヌアバーグは皆おいしいと言っていました。エクアドルのなんとなくの雰囲気が伝わったかな。

エクアドルはその名の通り赤道直下。いろいろな野菜が手に入ります。食卓には、日本でいう夏野菜も1年中使われるのですが、今、日本は冬。日本の冬野菜を使ったオリジナルなものがでてきそうです!

皆さん、お楽しみに!