冬野菜の具だくさん味噌汁が、毎日のぼる食卓。ほんとに暖まります。たまには粕を入れたりもして。
先日、知人の呼びかけで、家族で味噌をつくりました。手前味噌づくりも、結構やっている人、多いみたいですね。
寒冷の時期に仕込んで、夏を越した味噌は、一番おいしいと言われるそう。来月7日は旧暦のお正月。今月は旧暦では師走にあたるのだけれど、新年を迎える準備をするにもいろいろ適していたのでしょう。
味噌は、おいしい国産大豆、おいしい塩、おいしい焼酎、おいしい米麹、大豆の煮汁 があればできるよう。味噌のしょっぱさは、塩の分量かと思いきや、大豆と麹のバランスで決まるらしい。
まず、大豆をゆでて、ゆでている間に、麹と塩を混ぜる。味噌を仕込むカメを、焼酎で念入りに拭いて消毒するのも忘れずに。
ゆであがって冷ました大豆を、今度はつぶす。マッシャーやミンチをつくる道具などを持参している人も。
そにしてもこのつぶす作業、これが結構大変。性格がでます。7〜8割方豆の姿がなくなったところで、「ま、いいかな」と、つれあいに同意を求める。「豆の姿が残っている味噌もおいしいし、いいんじゃない」と賛同!(しかしその後、床に座って、隣の人にマッシャーを借りてじっくりとつぶしていた)。
次に、つぶした豆と麹と塩を合わせたものを、大豆の煮汁を混ぜつつ柔らかさをみつつ、さっくり混ぜる。今回は、大豆の煮汁の代わりに、知人の趣味もまり、梨酵母を入れてみる。シュワァァァ。良いかおり。
「まろやかになりますように」と念じつつ、混ぜる。念じすぎて没頭したのか、「もうちょっとさっくりの方がいいよ、麹がつぶれるから」と。おぉ、「さっくりさっくり、まろやかになりますように・・・」と念じなおす。
そしてお楽しみの最終作業。おにぎり大の味噌玉をつくり。空気を出すため、カメに投げ入れる。ばしっ、ばしっ!結構快感。
投げ入れ終わったら均して、上にカビを防ぐために塩をふりかけて、密閉して、できあがり!あとは梅雨時期の天地返しを、ゆっくりと待ちます。
さて、この先うまく面倒見れるかな。(ゆ)