ニコラ、ダリオ@新潟ささかみ

週末、パルシステム・山本さんのご案内で、新潟県阿賀野市のささかみを訪れました。ニコラ、ダリオにとっては、熊本、福岡に引き続き、今度は東北のローカルツアーです。

ささかみでは、オリザささかみ自然塾の石塚美津夫さん・節子さん宅にファームステイさせていただき、石塚さん自慢の田んぼや資源循環モデルとしての堆肥センター、豆腐工場などを視察させていただきました。

石塚家の食卓は、地産地消率70%!!!半径500メートルのもので暮らしをまわしていけるようにと、様々な工夫を個人で、そして地域で取り組んでいらっしゃいます。

放棄耕作地を借りて有機栽培でお米を育て、お米の副産物でふつうは廃棄されてしまう籾殻を平飼いの鶏のエサにし、パルシステムと豆腐工場をたちあげ、豆腐の副産物でこれまたふつうは廃棄されてしまうおからや牛糞、籾殻を農家から集めて堆肥にして販売しています。

産直センターでは、おばちゃんたちが地元でとれた野菜を元気に販売。石塚家では、石塚さん、そしてニコラ、ダリオがお互いの活動を紹介し合い、「ぼかし」(堆肥)が共通のキーワードだとわかると、スペイン語・日本語関係なくすべてが通じてしまうからとても不思議でした。

ご案内いただいたパルシステムの山本さんも「こんなに質問熱心な外国の訪問者ははじめて」とびっくり。日本とエクアドルの農民交流から世界を変えていけるように、これからもゆっくりと関係を温めていきたいです。