絵本「しあわせ」の主人公は?

ナマケモノを抱っこした少女が表紙の絵本。タイトルは『しあわせ』l(辻信一、大月書店)。考える絵本シリーズ10巻の7巻目。考える絵本というだけに、森雅之さんの全編にわたる細かいタッチが素晴らしいです。

■考える絵本『しあわせ』→ウェブショップ
著者の辻信一さんは、「しあわせ」を中学生にも分かりやすく伝えるためには、どんなストーリー展開がいいのか、だいぶ悩んだそう。けっきょく、フェアトレードのお話を通じて、作る人も買う人も、そして地球も幸せになるコーヒーを通じて、あなたにとってのしあわせを考えるきっかけを提供する絵本が完成!

「こんなカフェあったらいいな」と思って読み進める方も多いと思うんですが、実は、モデルになったカフェは、カフェスロー。そして、マスターのさちおさんは、ナマケモノ世話人の中村隆市さんがモデルなんですヨ。でも、ナマケモノメンバーの想いがつまった絵本なので、どことなく、有限会社スロー社のオジャこと小澤くんにも雰囲気が似ていたり・・。

みなさんの幸せは、どこにつまっていますか?