ナマケモノは「ダウンシフターズ」です!

昨年10月、幻冬舎から衝撃的な本が出版されたのをご存知でしょうか? その名も『減速して生きるーーダウンシフターズ』(高坂勝著)。

競争社会の中に身を置き、抜きんでることを快楽に感じていた著者が、はたと立ち止まり、降りる生き方を手にしたとたん、人とのつながり、食べることの重要性、コミュニティの可能性をみいだし、年収は減ったけれど「幸せ」で「豊かな」人生を手に入れるプロセスが書かれています。

きっと、世の中的に衝撃的だったのは、年収が減ったら苦渋の生活を強いられる、それでも夢のためにがんばる、、ならわかるけど、年収が減ってさらにハッピーになったってどういうことよ?ということなのかもしれません。あ、でも、もしかしたら「あらあ、私だって、ダウンシフターズよ」、「そうそう、これっていいよね」という共感の衝撃かも。(笑)

ナマケモノ倶楽部が掲げる「スロー」。それは、人と人、人と自然、今の世代と未来の世代のつながり直しです。それは、おカネやモノだけをどれだけもっているかではかるモノサシには限界があり、幸せや豊かさは、むしろ違うモノサシでこそはかられるのではないかということをも意味します。

ダウンシフトする。「自ら」降りていく生き方を選択する。
ナマケモノ倶楽部は、これからは「ダウンシフターズ」を合言葉に、グローバリゼーションから、消費主義から、競争社会から、いのちを軽んじる社会からダウンシフトしていこうと思います!