岩澤さんの代打で平戸が報告します。2日目は、雨が心配されたものの、夜に降った雨も上がり、絶好の(?)田んぼ日和となりました。午前中は、宿泊場所としてお借りしている大谷中学校のテニス部員約30人が、強力な助っ人として手伝ってくださいました。私たちが、田んぼの中から昨日に引き続き瓦礫を運び出すと、中学生が一輪車を押してゴミの集積場まで運んでくれます。皆さん、先生のかけ声のもと、素直にきびきびと働いてくれたので、とてもはかどりました。
きとすのお二人をはじめとした皆さんのご協力で、被災地なのにびっくり!というほどゴージャスなお昼ご飯をいただいたあとは、引き続き田んぼの整備。午後は水路のガレキ掃除を重点的に行い、夕方には、津波の前まであった田んぼの脇の水路が蘇りました。特に印象的だったのは、水路のガレキを取り除くと、こんこんと清水が湧くこと。濁った泥水が、みるみるうちに澄んでいきます。風景を一変させる大災害にも負けず、背後に見える里山からの水脈は途切れていないことを実感して、私たちは自然の力強さに驚き、小野寺さんも田んぼ復活への手応えを感じたようで、感慨深げでした。