今日も平戸から報告です。ふゆみずたんぼ3日目は、ものすごい強風で未明に目が覚めました。あまりの強風に、昨日までに片付けた瓦礫がたんぼの中に戻って来ているのではないかと心配で窓の外を見たら、ちょうど朝日がのぼってくるところでした!
今日は平日なので、泊まらせていただいている大谷中学校では授業があります。8時半の朝礼では、なんと校長先生が私たちを紹介してくださいました。「皆さんがふゆみずたんぼにまた裸足で入れるように、たんぼを整備してくださっています」、と紹介されたので、ちょっと気恥ずかしいです。。。でもその分、作業には気合いが入りました。
また、今日からは、大学生のボランティアが20名、応援に駆けつけてくださいました。昨日までにおおかた大きな瓦礫は片付けているので、今度はたんぼの表面の土をさらい、ガラスや大きな石など、子どもたちが裸足でたんぼに入ると痛そうなものを、地雷除去のようにみんなで一列になって取り除いていきます。昨日までの泥だらけのガテン系作業からは一点、地道で根気のいる作業です。でも皆さん、黙々と取り組んでくださいました。
今日印象的だったのは、たんぼの畦に津波で押し流されていた車を、10人掛かりで運びだしたことでしょうか。日に日に、たんぼがきれいになっていきます。廊下や校庭ですれ違うと、礼儀正しく挨拶してくれる中学生の皆さんの期待に少しは応えられているでしょうか。