報告:アースデー東京withアンニャ

遅くなりましたが、アースデイ東京のレポートです。ナマケモノ倶楽部はNPOビレッジに、関連企業のSlowCoffeeはアースデイキッチンに、スローウォーターカフェはフェアトレードビレッジに、そして、来日中のアンニャは、初日は3つのステージをかけもちといそ××い1日でありました。

■メインステージにて、脱原発へのメッセージ!

13時からの「ひとつひとつ生きる-ダウンシフターズ」は、加藤登紀子さんが、辻信一さん、高坂勝さんとともに、ポスト311の生き方として、原発依存のシステムからのダウンシフトを提案。

高坂さんよりも、一回り世代が上の、登紀子さん、辻さんは「もう若い世代に託したい。ぼくたちも応援できることはするから」と私たち一人ひとりが、自分の生き方としてポスト311へ向き合うよう、エールをいただきました。

そのあと、ステージに登場したシンガーソングライターで環境活動家のアンニャ・ライトとスローシンガーの松谷冬太さん。

1986年のチェルノブイリ事故当時、20代のアンニャは自分探しと地球を癒すためのヒントを得るためにドイツを無銭旅行中だったそう。事故の第一報を聞いて「危ない!」とすぐにオーストラリアに戻ったアンニャは、「今回、わたしはフクシマのニュースを聞いて、それでも日本に来ました。」と語ります。それは、絶望の中から必ず希望は生まれてくるから。

そして、歌った「GlobalWarmingSong」。1995年のCOP3(京都議定書会議)でのロビーイング時につくった歌ですが、状況はまったく今と同じとアンニャは言います。

「えらい人たち、どこにいるの。声は届きませんか?
鳥が舞い、魚が泳ぎ、人が歌うこの地球(ほし)。
残すために 歩む道は、もうひとつだけ」

続いて、ボブ・マーリーの「OneLove」をアレンジして、「OneLove〜脱原発バージョン」を披露。雨の中、傘で所作が大変であろうに、多くの人がリズムをとり、一緒に歌ってくれました。

・動画はこちら。http://youtu.be/ZjAcI3WLq7o

■夜は、つぶつぶサバイバルトーク!

その後、ピースマイルステージ、種まきビッグステージでのトークライブをこなし、夜には江戸川橋にある「BONA!つぶつぶ」へ。アワ、ヒエ、タカキビなどの雑穀を美しく、おしゃれに料理するつぶつぶクリエーター・ゆみこさんが主催する「天女セミナー」のみなさんとディナーライブでした。

ゆみこさんは、311が起こってより、メルマガなどで食生活やメンタル面でのポスト311への向き合い方を発信。同じ女性として、環境活動家として、「理性でなく、人間としての本能にもっと耳を傾けるべき。」というアンニャのメッセージに共鳴し、二人のトークは白熱。

自分の感じたことを周りに伝える(けど強制はしない)って、大事だなと思った1日でした。
(報告:事務局ババナオコ)