ふゆみずたんぼ第六日目

みなさま、こんにちは、黒住です。
ふゆみずたんぼレポート最終日(6日目)をご報告させていただきます。

明け方に雨が降り、くもり空の下での作業となりました。
本日の作業は、あぜ道づくり・水路整備と4枚目の田んぼの1/3をビオトープ用にするための地雷撤去でした。最終日は16人での作業開始。かなり少なくなりました。

田んぼの外周は幅1.5m、たんぼとたんぼの間は1mのあぜ道を作りました。これまで整備してきた田んぼの表面の土をさらって、もとあるあぜ道の周りに運び、補強するのですが、あんなにみんなで丁寧に地雷撤去したはずなのに、土を集めるとまだまだガラスや異物が見つかりました。
う〜ん、まだ埋まっていたか!なかなか敵は手強いです。そして、たんぼとたんぼの間の水路にコンクリートのU字溝をはめ込み、上にもコンクリートの板で蓋をしました。今日もかなりの肉体労働で、男性陣は肌寒い気候にも関わらず汗だくでした。お疲れ様〜。

ビオトープ用のエリアは表面上の大物の撤去以外手つかず状態でしたし、ちょうど1階部分が津波により激しく損傷された民家の裏手ということもあり多くの異物が見つかりました。特にガラス。掘っても掘ってもガラスが出てきました。また、民家にぶつかり海から流されてきた砂がかなり滞留しており、たんぼなのにまるで砂場のように、サラサラの砂と土に覆われていました。

作業を16時ごろ終え、その後は使用させていただいた大谷中学校の教室や設備を清掃し、調理室にあった大量の物資を整理しました。
雨露がしのげて、更に煮炊きさせていただけるなんて、ご協力いただいた小野寺さんと大谷中学校の皆様に本当に大感謝です。ちなみに、お昼は調理はせず持ち寄られた物資の中から、カップラーメン大会となりました。人数も少なくなっていたので、一人2個いただいても余るくらいでした。
カップラーメンがずらりと並ぶとなぜか皆テンション高くなってしまいました。なぜでしょう?

田植えは6月6日です。水を張り、苗が植えられた田んぼを早く見たいなぁ。
そしてまた、ここに戻ってきたいな、と強く思いました。

写真1.ビオトープエリアから出てきたものたち。こんなものが田んぼにたくさん埋まっているのです。
写真2.整然と並べられた手押し車。なんかかっこいい!
写真3.作業後の田んぼ。美しい。