9/18に大和川自然さんぽの会の自然観察会に参加しました。
主催会と大阪連絡会とは別な会でありますが、リーダーが大阪連絡会にも
入られていて、紙芝居とか、観察会のやり方に工夫をされているので、
自分の地域の活動以外に、他の視点や、人同士の付きあいなど、勉強のた
め、他の会の活動にも参加するようにしています。
この日の初めの予報では、台風だったのですが、うまくそれてくれて、何
よりも、雨ではなかったので、観察会を行うことができました。
しかし、風が少々あったのと、初めの予報があったからでしょうか、参加
者が少なく、この会の趣旨から子供の参加も期待していたようで、あとで、
スタッフに聞くと、内心へこんでいたそうです。
例え参加者が少なくても、毎回の観察会の(生き物の)記録が、あとあと
データとして残ることもあるので、とにかく頑張ろうと集合場所のJR杉本
駅から大和川へ向かって歩き始めました。
とにかく私はと言うと、初めの方は、大きな網を振り回して草むらの中の昆
虫を捕ろうとしました。
*網をふりまわしては、生き物に対し、優しくない方法に思えますが、ス
リーピング?で良かったっけ?昆虫の調査で、草むらの中を網で何往復かさ
せて、昆虫採取をする方法を私はしました。今回は、初めの方、風があり、
虫も全く表に出てきておらず、普段ですと、静かに待つと、何かは、昆虫が
出てくる場合があります。そういったのを見かける、一つ一つを皆で確認し
ながら観察をすることが、観察会なのですが、最初の参加者の少なさから、
とにかく、励みになるような、大物を捕まえることができないかと思ったか
らです。
ほとんどがスタッフばかりのなので、このままいけば、モチベーションが
下がるであろう頃に、「スズメバチに襲われかけた」と自転車に乗った野
球少年が私たちに近寄ってきました。
話しを聞くと、風が強いので、練習が中止になったということだそうです。
その子も、非常に気さくに話しをかけてくるので、私たちもこれ幸いと、
観察会に参加しない?と誘い、荷物を置いてくるのと、親の了解を取って
貰いました。
その子の参加は、ほんとに有り難く、少年のほうから、ここらへん(大和
川)のことは聞いてくれ!と、逆に頼もしいことを言われてしまい、「ギ
ンヤンマがいる!」と、堤防を駆け上がって追っかけ回してくれて、私た
ちも大変楽しかったです。
またさらに、川岸の木の枝を切る年配の方がおられ、聞くと、魚を捕るた
めに、枝を浮かべ、魚の隠れ家にさせ、そこを網ですくうということで、
自宅には水槽が沢山あり、ちょうどこれから、いろんな人に、川の生き物
を見せることができないか、自分もこれから勉強をしながら、人に何か伝
えることができないかということで、博物館に行ったりして、活動の場を
求めていたということだそうです。そして私たちに出会えて(情報交換も
できるからだと思います)嬉しいと感激されました。
これほどインターネットなど情報にあふれていると思うのに、こんな出会
いがあるとは私たちも思わず、また観察会で会えたらや、私も参加してい
たので、自然観察指導員講習会のチラシをお渡しすると、さっそく、受講
申込みをしてくれました。
というわけで、最後は、最近シリーズ化させてしまっていますが、講習会
宣伝というのに繋げてしまうと、こういう人と繋がり会う機会を増やすこ
とが、この自然観察指導員講習会の意義の一つと思いました。
これから、なにかしらか、自然に関わりたいやってみたい、または、情報
交換できる場を求めている方の、自然観察指導員講習会の参加をお待ちし
ています。
と、この観察会の感想が脱線してしまいましたが、最後のまとめでは、
何が見れたかや、ほんとに相変わらず力作やなと、感心する紙芝居でし
めくくられました。
いろんな人(個人)やグループがリンクしあって、大阪の自然を良くして
いこうということに繋げていけたらと思います。
今回の参加では、参加者が少ない中でも、元気を貰いました。
こんな場の活動をいつまでも続けて欲しいと願っています。
私の方の記録は非常に曖昧ですが。。。
ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、オンブバッタ、キリ
ギリス、ホシササキリ、クサキリ、チョウセンカマキリ、ツマグロヒョウ
モン?、モンシロチョウ、モンキチョウ、アキアカネ、ギンヤンマ、ジガ
バチ?と、とりあえず、昆虫のみを。
参加者の方から、ヤハズソウの花を見せて頂きました。
ありがとうございました。