NPO連合組織運営の宿命 その1

当会はNPOの連合組織。
巷には各種の連合組織があります。経団連、労働総連合、各種業界団体などなど。それらの構成メンバーは、みな自分の団体なり会社なりの活動をし、その活動が円滑に行われるよう連合組織をつくっているのですよね。
一企業、一団体での発言力は弱いが、良いにつけ、悪しきにつけ、集まれば何らかの力が発揮できます。
NPOの連合組織も同じでしょう。NPO活性化、NPO活動環境の改善のためには;連合組織は必要ですよね。NPO活性化、NPO活動環境の改善のための運動や提言は、ひとつの団体が発しても、弱い!! そこで『NPO連合』となる。集まれば文殊の知恵も出てくるし、力も出るはず!! はず!! はず!!

平成17年3月東京多摩市にある《多摩NPOセンター》の運営から当会が手を引かざる得なくなったとき「センター運営ができないのなら加盟してもしようがない」と退会する会員もありました。とてもとても残念でした(%ショボ女%)。 幸い、今は退会数以上の団体が新たに加盟しました(%笑う女%)。 《多摩NPOセンター》という活動拠点がないのは、かなり不便だけど 、でも 『あってよかった、参加してよかった 連合組織』と言われる活動をしていきてーもんだ!!

しかし、連合組織の運営を担う役員・委員の確保には苦労しています。なにせ、出身NPO活動とNPO連合の活動の二足のわらじ履くことになるわけですからねー。
ここが連合組織運営のつらい宿命。多くのNPOも人が余っているわけではないので、その上、連合組織の活動に人を出すというのは「うーむ」と考えるのでしょうね。所属団体の仲間の理解がなければできないことですよねよー(「うーむ」) (つづく) written by iwa