毎度毎度の猫五郎ホスピスボランティア報告です(^^)9
今回も写真展示ボランティア。
今回は3週間前に行ってきた渡嘉敷島の写真です。
看護師さんたちにさっそくウケていました(^^)
今回は1年生の二人が同道しました。
こういう形で人を連れてゆくのは、本当は微妙なんだけど。
ホスピスボランティアは最低限持ち合わせないと行けない知識と態度があるので、ボランティアをするに当たっては講習を受けなければなりません。
まあ、実際はボランティアをしながら講習を受けてもらうのですが。
あと、人間関係づくりができた方が患者さんにとって有益なので、できる限り少なくとも週一以上の頻度で参加することを求められます。
バイト並です。
やりがいはまちがいなくあります。
ただし、1ヶ月単位では運が良くないとそれを感じることができません。
そのやりがいは、日常のホンの小さなありふれた場面で訪れます。
例えば、他の病院で長期に入院していて、心身共に治療に疲れ果て、治癒が見込めないため病院側からも決して暖かいといえる扱いを受けず、肩身の狭い思いをしてこられた人が、ホスピスに来てボランティアと交流するうちに、再び化粧をするようになり、着るものに気を遣うようになる。
(ホスピスは自分の居住空間なので、当然入院着ではなく、私服です)
そこまで行かなくても、曾孫ほどの年齢のボランティアの訪問に対して、暖かい笑顔で迎えてくれるようになる。
これって、人間性の回復だと思います。
僕のあとに続いてくれる人がいてくれたらうれしいけど・・・無理だろうなぁ(^_^;)
この2年間みていて、ここにくる学生ボランティアでは平均2ヶ月以内に来なくなってます(^^;)
みんな、退屈してしまって、ここの良さに気づく前に辞めてしまっています。
まあ、実際、退屈な側面はありまくりです。
日本のホスピス事情は欧米のそれに比べてまだまだで、ボランティアができることもかなり限られていますから。
僕の場合、ホスピスは将来の職場の一つなので、その発展途上な実情を知ること自体が僕のためになっているし、そんな状況の中で、どうしたらより充実したボランティアができるだろうか?ということを考えさせられました。
いろいろ企画は思いついたのですが、残念ながら実行に移せずに終わるのが多いです。
「僕の企画でここのホスピスをより良いものにしたい!」という思いすらあったのですが。
ちなみに、この「写真で廊下の雰囲気を明るくしよう!」ボランティアも僕の企画です。
猫五郎