【2008/3/23】 ホスピス・ボランティア 最終便

いよいよホスピスとお別れの日が来ました。

この日は雨で、いつもの中庭掃除はなし。
西表島で撮影してきた最新の写真を廊下に展示しました。

マッサージの希望はないか、聞いたら、残念ながら、この日は希望者がいませんでした。

ボランティア室の掃除をして、各部屋にお茶を配って回りました。

のんびり穏やかにお一人で過ごされている方。
週末に訪れたご家族と過ごされる方。

この日もホスピスはホンワカ平穏で、よい日曜日でした。

お茶配りから戻ってきたら、ケーキが用意されていました。

「あれ?患者さんで誰か誕生日の人がいたかな?」

と思ったら、僕のために用意されたものでした。

顔見知りの看護師さんたちも忙しい中、時間を割いてくれて、一緒に歓談しました。

お医者さんになってもがんばってね!と激励の言葉をいただきました。

うれしゅうございました。

猫五郎がホスピスに始めて行ったのは2005年7月のことでした。

あれから2年半が経ちました。

週一に直すと、実質的には2年間くらい通いました。

僕の場合、通常のボランティアだけでなく、自分の趣味である写真の展示スペースも2年間、提供していただきました。

それがきっかけで牧師さんやボランティア仲間をやんばるの森へ案内したこともありました。

写真展を大学で開いたときは、ボランティア仲間はもちろん、看護師さん・患者さんまできてくれてとてもうれしかったです。

ここでのボランティアで学んだことは、今後の僕を有形無形に支えてくれることでしょう。

ここでボランティアをできてよかったなぁと思いました。

お世話になりました。

猫五郎