旗を振るにはあまりにも小さな存在であるのに、
大きすぎる志のために、かえって自分を傷つける事になった。(黒田官兵衛)
’77年、もう30年も前!ってお話なのですが、ソロアルバムを作らないか?
というvictorからのお誘いがあって今井裕「a cool evening」をつくりました。
(当時は、今と違ってたなぼた式のおいしい話がよくありました)
今振り返ってみると、<1950年代のラテン音楽を訪ねてそれをベースにして、
深みのある音にしよう>という企みがあったようだ。
なんだかいろんなplotだけが先行した天井裏のねずみのように心を落ち
つかせぬところがあった。浜口庫ノ介先生をして、「君たちのやるラテンはギス
ギスしてるね!」ってポンと言われたこともありましたっけか!志が先行して
落ちつかない、そんな自身の評価をしていた。
さて、ときは流れて2003年頃から、下北のクラブで「君の昔の曲がフィナーレで
流されてるよ」という話が口コミで伝わってきました。どうも若い子のうちで
いい!っていう人がいるとのことだった。やがて昨年の末にcdで再発しないかという
ありがたい申し出があり、今年の2月15日にめでたくmuskurat recordsからでる
次第となりました。
以前は、たいして評判にならなかったのに、最近では、やれストリングの
アレンジが素晴らしい、coolなフェンダーのエレピがかっこいい!などと
(当時。一回たりともそんなこといわれた事がなかったんだぜぇ!)Blogなどで
持てはやされると、うれしいんですよ!!!うれしいんです け ど、、、
でもなぜ今?っておもうのですよ。これ言っちゃーいけない!って話ですけど、、、
あとね。ファッションとか音楽とかは、何十年のタームで蘇って来るよね。
これって何なんでしょうね?まぁよく<何の風の吹きまわしか>なんていいますけど。
だからね。なにをいいたいかというと、人生あきらめちゃ〜いけません!よう!
って、、、明日いいきなりイイコトがあるかもしれません、、、、
そんな感じです。