In the future___”Wham spin!”

これからのRedogCafeの活動について:
2つのプランがあります。

Redog gotta a couple of plans,Dude!

新曲なんですが、「美しいもの_Adorble things(仮題)」
というテーマで作りました。出来上がっています♪

アイリッシュトラッドとゴスペルを足したような曲調です。
詞は、クリス・モスデルさんで、歌手は、山口有紀さんで進めて
いくところです。

制作ノート1:
右の器は、正倉院の御物。白瑠璃碗と呼ばれるもの。
ペルシアのガラス器です。1400年もの間大切にされて
保存されたのには、理由があります。
この器の持つ美しさは、職人による工夫に工夫を重ねた結果に
よるものですが、人の持つ品格に勝るとも劣らない、あたかも
血が通っているような瑞々しさで語りかけてきます。

「日本人の眼は、昔から物の姿や形をわが人生と観て
活用の途を工夫し、眼というものが物をぱくぱく食わずには
置かなかった。
観れば分かるといふ物は先づそれっきりのものだが、
これこそは、人が物を人格にまで高めて
眼は、そこから学ばなければなない(そういった日常の
過ごす空間を一言で表すと)暮らしである。」
骨董の面白さ/青山二郎

「美しいものは、愛されるがゆえに与え続けなければならない」
一角獣の泉/シオドア・スタージョン
こんな切り口で”Adorble things”を作ってみようと思う。

山口有紀さんとは、先日尼崎のアコペッカのライブ
でお会いしました。
声質が伸びやかで、歌っている姿も迷いがないというか
潔いいいかんじです。
曲をお聞かせしましたところやってみる方向に決まりました。

日ごろからボランティア活動をしてみたいと熱望されて
いたようで、ライブで得たギャラを寄付にまわそうか
と思案されていたところで、丁度タイミングがよかったみたい。
これからが楽しみなアーティストだと感じました。

クリスとは、去年東京の加藤和彦さんのお別れ会で会った。
この度、アメリカのTV局で詩人としての特集番組を組まれていたみたいで、
ハッピーでした。
その際に詞をお願いしましたところ、「やりましょう」ということになりました。

(もしうまく仕上がれば、この曲といままでのボランティア・マターの曲をあわせて
オムニバスの3rdCDを作ってもいいかなと感じています。広がるよね〜)

制作ノート2:
もう一つは、子どもに向けてのプレゼンテーションをしてみようと思います。
これは、決まると面白いものができると思います。

タイトルは、”Wham spin!”あるいは、”ZWAMPA!”
これは、5,6人の5、6歳の子どもがただひたすら、くるくると自軸を中心に
廻り続け、さらに大きな円を描いていくいうモダン・ダンスと音楽の合体芸。

2009年の世界新体操のイタリアチームの演技を見ていたら
絵が浮かんだ。

Theodore Sturgeon

音のほうは、シオドア・スタージョンの
“Wham Bop”
という短編からアイデアを得ました。

声で楽器を真似るスキャットを文字にして著わしたユニークなアプローチ。
わたくしは、逆に口でリズムをとった音律をピアノで再現してみます。
いわゆる”置き換え”という作法です。

本文:
{ドラムは、低く抑えたおだやかなWALK AWAYのビートを刻む。

ぶわん・ばっ・しっしゅ・しーば
ぼわん・ばっ・しっしゅ・しーぼ

そこに木管が加わった。

ドゥビドゥダッ、バッ、ドゥドゥディ……

そしてペットが、

ピーッ!パ、プードゥー、シュビッ
ボン・タリー・シュシュ・タリー……

シャッフルが聞こえてきた。

しゅー・しゃっ・しょっ・ししし
しゅー・しゃ・しょーししし
しゅううううっしゅ!
しょ・しし・しゃっ

あれは心臓の鼓動だった。最高だった。} ”Wham Bop”からの抜粋

{ブギウギのビートで歌とドラムがデュエットする} ”maturity”からの抜粋

あとでパーカッション、ドラムそしてブラスも入れたいですね!
もちろんボーカルのスキャットもね!
おおかた出来ていますが、仕上げに時間がかかるかもしれません。
今後、心を悉くして何とかモノにしたいと思います。
(あと振り付けは、いま誰に頼むのか考え中です)

跳ねるビートに乗って躍動する子どもたちのエネルギーはどれほどのものか?
子どもたちがつどうフェスティバルに出て行くと、きっとたのしいよねぇ〜

さてどんなものが出てくるか?Can’t wait