いよいよ本番当日になりました!
10時過ぎにスタッフ側のこどもたちが、準備をしようと図工室に来ると
いつもより多く集まっている大人達にびっくりしていました。
けれども、ぼうっとしている暇はありません!早速それぞれポイントについて
わくわくドキドキしながら、お客さんを待ちましょう。
はじめにこどものお客さんが続々とやってきました。
それはポイントに立っている森の妖精(こどもたち)の友達だったりするので
ちょっと恥ずかしいような、でも自慢げのような表情をしながら
クイズを出していきます。
慣れた頃にはいよいよ大人のお客さんもやってきました。
お客さんっていっぱい来るんだなぁ!
そして今回のハイライトとなる森の劇場では、
団地内の公園のはずなのに本当に森に迷い込んだような錯覚が
お客さんを楽しませたようです。
絵を描いたり、文章を書いたりしながらこどもも大人も
ここでは静かな時間を過ごしました。
三村さんによる記憶の朗読は、その落ち着いた声とともに
じんわりと森の静けさに溶け込むようでした。
最後には二人の森の精がスキップをしながら、劇場まで迎えに来てくれます。
そして無事に認定証をもらえたら、ひんやりとおいしいごほうびが待っていました。
今まで準備をしてきたけれど、本番の朝からお昼まではあっという間でした。
終わってしまうのがちょっと寂しいくらいです。
劇場はまたいつもの公園に戻ってしまったけれど、オリエンテーリングというものが
初めてここの町に、団地に、公園にやってきて、たくさんの方々がいらして下さった・・・
そんな特別な思い出はとっても心に残りそうです。