2004年10月20日台風23号は淡路島にも甚大な被害をもたらした。日の出亭は裏山が崩れ、半壊状態で発見される。これをきっかけにアート活動の拠点とする構想が生まれ、周辺常民とコミュニケーションを絶やさず、作業は開始された。日の出亭は80年前もリサイクル建材で立てられたそうだ。梁や柱のあちらこちらに今は使われていないほぞ穴が意外な位置に開けられている。現在とは違う使われ方がされていたことが分かる。雨漏りが激しい屋根瓦は新調され、屋根が落ちていた所には新しく屋根が出来た。ようやく雨風が凌げるようになり、様々な展示やイベントが出来るようになった。
画像は日の出亭正面・2005年の展示 chair manプロジェクト