2月4日、大阪では高嶺格さんの展覧会を見学。高嶺さんと会談の後、神戸でビル・ビィオラ展鑑賞。ノンフィクションとフィクションの根本の違い。表現しようとする問題定義の必然性の違い。ようするにリアリティの有様は時代社会性の有り様をまざまざと感じさせてくれた。展覧会鑑賞の後、2007淡路島アートフェスティバル2007アーティスト出演交渉中の二人組のユニット「ログズギャラリー」と打ち合わせ兼、ガソリンミュージックデモ体験。ガソリンミュージックとは自動車にセンサーを仕込み、走行中のあらゆる音をミキシングしエフェクターを通し車内で走行そのものを体感できるプログラム。94年より開始し昨年より一年掛けて全国を縦断するツアーを決行中。淡路島アートフェスティバル2007でのプロジェクトの打ち合わせにデモ走行を体験させていただいた。音を体で感じる事は阪神淡路大震災以来の出来事。自分の中で爆音ではなく、血管をゆらし、血液が熱くなる体験空間でした。何とか淡路島でのプログラムを実現させたいと思う。
画像は高嶺格展開催のAD&Aギャラリー正面入り口付近。