淡路島アートフェスティバル2006のプロジェクトのひとつ、フィシングダイアリーの生き物&チップスは様々な生き物を同じ高さのテーブルで食す会。生き物集めの名人たちによる捕らえた獲物たちを淡路島在住の凄腕シェフ、井壺幸徳が調理しおもてなしする。すべての生き物が平等に素材化する、いうなれば生き物集めの名人の晩餐会であった。子供たちは生きるすべてを投げ出して生き物を捕らえ、食べることにも非力では無かった。しかしながら、最後の晩餐では決して無かった。未知なる世界との遭遇へと飛翔しつつも、現実の厳しさも体験できるプログラムであった。
画像はシェフによる素揚げ状態の生き物たち。様々なディップが用意されていた。