市場はおもしろい

こんにちは、スタッフのカンナです(%ひよこ%)

今日は他のスタッフが持ってきた「世界の食卓」という本を店番をしながらパラパラ眺めていました。
日本、アフリカ、メキシコ、アメリカ、クエート、モンゴル・・・・ありとあらゆる世界の食卓を取材した記事と、その国のある家族の一週間分の食材を撮影したものが載っています。

国や地域によって、食べるものは異なります。
その国の気候や採れる物によって、独自の食文化が築かれてきたからでしょう。

しかし、この本を読んでも、日ごろの生活を通しても思うのは、その国独自のすばらしい食文化が失われつつあること。その代わりに、ファーストフードやジャンクフード、素がどんなものだったのか分からない加工された食品などが増えてきているように思います。

他の食文化の良い所を取り込むのはもちろん素敵なことだと思うのですが、上に挙げたようなファーストフードなどは体にも良くないので、私はあまり好きではありません。
ファーストフードやジャンクフードに慣れてしまったせいで、元々食べていた自分の国の料理を食べなくなったことが原因の一部で、肥満が増えている国もあるようです。

それに、肉や魚がもともとの形が分からないように、ブロックごとにパッキングされてスーパーに並べられて売っている状態だけを見て、それを食べるのは、自分たちの食が命と繋がっていることを分からない状態を生んでしまいそうで恐く感じます。

私は肉も魚も食べますが、命を頂くのですから、そのことを自覚して感謝して大切に食べなければいけないと思います。

市場では、ブロックごとにパッキングされた素が何だったのか分からないモノばかりではなく、ちゃんと命あるとこから頂いてきたんだ、ということが感じ取れます。
スーパーでもこうゆうことを感じられる場所も中にはあると思います。

あと市場はお店の人はその道のプロなので、質問をすれば色々なことを教えてくれます。

それに市場を見てまわると、その国の食文化が良く分かると思います。昔からその地域の人々が口にしている色々なものがたくさん並んでいるのではないでしょうか。

何より市場はひとつのカテゴリーに対して、いろんな形のいろんな色のいろんな種類が揃っていて、見ていて楽しい!
人がいて、会話があって、活気があって楽しい!
そしておいしい!

市場はおもしろいですね(%音符1%)