渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。

昨日、今日と、長男が習っている剣道の合宿でした。
合宿といっても、1泊4食(昼夜朝昼)付きで参加費2500円という破格の値段。

お泊りは、ご近所の神宮の広間をお借りして、食事は剣道を習っているこどもの母親が用意します。豪華な食事ではありませんが、それでも2日間お母さんはほぼかかりきりになります。

そして教えてくださる先生方もすべてボランティア。

こどもたちも厳しい練習と暑さでつらそうでしたが、休憩時間や就寝前には年齢の壁を越え、小1から高校生までが楽しそうに遊んでいました。
その楽しそうな姿、そして素振り5000本という厳しい稽古をやり終えたあとの子ども達の満足げな顔を見ていると、親の苦労も吹き飛んでしまいます。

何でも剣道というのは、上位の段になると、昇段するためには、剣道が上手、剣道が強いというだけではダメで、いかに普段から地元のこども達に剣道を教えたりというような剣道に関連する社会福祉的な活動をしているかというようなことも大きく作用してくるそうです。

アメリカの大学入試では、試験の成績ではなく、高校時代に病院でのボランティア活動などが非常に重視されているそうで、

ステップアップのために、社会貢献活動を組み込んでいるというシステムが

とても似ているなぁと思います。

剣道はとても日本的な武道です。
がその根底の人が助け合う精神みたいなものは
もしかしたら世界中同じなのかもしれません。

それをいかにうまくシステムとして組み込むことができるかということは
結構大切なものかもしれないと
こどもの剣道を通して気がつきました。