授業以外で子どもを楽しませるプログラムが必要ですね

こんにちは。

渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。

いやぁ、やっと2学期も始まりましたね。
我が家は学童に行かせていないので、夏休みは仕事をするのが大変です。

そんな話が、ママ友達やキープラネットのMLで話題になりました。

海外生活体験組(私もほんのちょっとだけですが)からは、
「どうして日本では、夏休みに「サマーキャンプ」のようなものがないのだろう?」
という意見が一杯でました。

我が家の次男も、今年は近隣のNPOがやっている2泊3日のキャンプに行かせたのですが、キープラメンバーには、結構お子さんを宿泊型のサマーキャンプに行かせている方もいらっしゃるようです。

サマーキャンプというと、日本では「泊りがけで自然の中へ」という印象ですが、
イギリスやアメリカでは日帰りが主体です。
半日コース、一日コースがあって、朝バスが迎えに来て、こどもを預かって
楽しませて、家に送り届けるという感じです。

で、肝心の中味はというと、アート、スポーツ、音楽、語学その他バラエティに富んでいて、
アートだったらお絵かきもあるし、キャンドル作りとか、スポーツだったらサッカーもあるし、体操もダンスも、その他お料理とか、スペシャルデーは博物館や水族館に遠足もあります。
まぁ、でも主体は小学生ですから、例えばスポーツだったら、運動が得意な子でも充分楽しめるような、逆に言えばサッカー好きな子にとってはちょっと物足りないぐらいのレベルです。
こどもがストレスと感じることなく、楽しめるレベル。逆に日本の親から見たら、お金も払っているんだし、もうちょっと頑張ってくれてもいいんじゃなかろうか、という感じです。

私が住んでいたイギリスの地区では、夏休みの2ヶ月くらい前になると、そういうプログラムが配られて、確か1日単位で申し込めるものだったと思います。
もちろん有料。1週間単位で申し込めば割引とかあったなぁ。
ちょっと値段は忘れてしまいましたが、
安くもなく、高すぎるわけでもなく、
「まぁ、これぐらいはするはなぁ」
という感じでした。

そこでそこで、日本でもこのニュース

「放課後子ども教室」導入へ

来年から放課後や週末(夏休みのような長期休みはどうなるのかしら?)
に全国の小学校でこどもを預かってくれるそうです。

どんなことをしてくれるのかな?

わが地区では先駆けて昨年より、放課後は子どもを預かってくれるのですが、
「何をするか」というメニューがないので、こどもはあんまり行きたがらないのが実情です。
「今日はハンドベース講習会」などのプログラムがある日は喜んでいくんですけどね。
よそのお子さんも皆さん、似たり寄ったりだそうで、こどもはこどもなりに、せっかく行ったのに、「楽しくなかったらどうしよう」とか「誰も遊ぶ人がいなかったらどうしよう」とか考えちゃうみたいですね。

例えば夏休みなどは、そういうおもしろいプログラムがたくさんあるといいなぁと思います。
私の学校では今のところイベントの参加費は無料ですが、
例えば500円ぐらいの参加費をとっていただいて構わないので、
こどもが楽しんで行ける様なプログラムをNPOなどが運営してくれたらいいのになぁと
思います。
手芸、料理、スポーツ、パソコン、演劇、武道、語学 etc etc

そういう部分をNPOと行政がうまく連携できると
こどもは放課後も夏休みもずっと楽しくすごせるようになると思います。

アメリカ帰りのママが

「日本の夏休みにはサマーキャンプもないし、学童も特に何かあるわけじゃないし、
なんかやることなくて本当にかわいそうだよね。夏休みの間にどんどんバカになるんじゃなかろうか」

と言っていたのが印象的でした。

塾の夏期講習は盛んですが、それ以外にも子どものお楽しみが増えるといいですよね。