こんにちは。
クリスマスイブですね。
今年もいろいろありました。
NTTDoCoMoが「iのあるメール大賞」というのをやっています。
雑誌を見ていたら、その受賞作が一部出ていたのですが、
準グランプリの伊藤 三千代さんの作品
タイトル 無題
本文 ママさみしくなっちゃったよ(絵文字の泣き顔)
エピソードをみると、
「共働きなので朝早く出勤して、子どもが一人で鍵を閉めて学校へ行くのですが、急に寂しく思って泣きながら私にメールしてきました。私も出勤途中だったのでどうしようもない気持ちで受信したメールを見て思わず涙が出ました。」
こういうの、どうにかならないものでしょうか?
小学生、それもたぶん1年生とか2年生とか低学年の子ですよね。
そんな小さなこどもが、一人で家の鍵を閉めて学校にいかなければならないというのは
やっぱりちょっと社会としておかしくないでしょうか?
こんなことをしていたら、子どもの安全なんて、絶対に守れないと思います。
保育園は親の時間に合わせて、早くから預かってくれるのでいいらしいのです。
小学校に入ってからがあぶない。
これは、法律で、こどもを朝一人で家に残してはいけないと決めて、
会社は小学生がいる家庭では、希望者には多少遅れての出勤を認める(有給)とか
そういう対策をとらなければいけないのではないでしょうか?
そうでなければ、公立小学校では共働きの家庭のために、30分ぐらい早くこどもを預かるとか、朝、親と一緒に家を出られる環境を作りましょう。
今の学校は、安全確保のため?に、当校時間がものすごく狭い範囲に決められているんですよね。
8時から8時20分とか、そういう感じです。
それで、8時より前に学校についても、玄関が空いていなくて学校に入れない。
昔のように、誰が一番に教室に入るかなどという競争もないようです。
まぁ、こどもだけを教室に朝早くから置いておくのも危険ですから、
それはしょうがないですが、
申請のあるこどもは、早くに登校するのを受け付けて、読書タイムにするとか。
それを見るのは、先生ではなくて、有料ボランティアにお願いする。
学童保育の早朝版です。
とにかく、どこかで子どもの受け皿を作ってあげないと、
毎日こどもにこんなに寂しい思いをさせなければいけない社会というのは
絶対に間違っていると思います。
かわいそうだから、仕事をやめるんじゃなくて、
別の社会の受け皿を作ることが大事だと思います。
毎朝、こどもが家の戸締りをして学校に通うなんていうことをする国は
日本ぐらいしかないんではないでしょうか?
「こどもをかわいがらない国」という評判がますます高まりそうな
悲しい現実を思い知らされたメールでした。