こんにちは。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
昨日、1月8日にあのSMAPの人気番組「SMAP×SMAP」で
いじめ特集がありました。
私は全然知らなくて、途中からみたのですが、
とてもいい内容だと思いました。
私がみたのは、おそらく
「なぜいじめが起こるのか?」とか
「なぜいじめられるのか?」
というような質問に対して
番組に参加した一般のこどもたちが応えているところでした。
「いじめられるほうにも悪いところがある。
例えばつばを飛ばしてしゃべるから汚い」
(%痛い女%)
「場の雰囲気を読めないとかそういう悪いところがある」
(%怒る女%)
こんな理由で、いじめられるんじゃ溜まったもんじゃありませんね。
その場にいたほかのこどもたちも、この意見にだいたい賛成という感じでした。
これが今の子の感覚なんでしょうか?
その発言の直後にあのヤンキー先生こと義家弘介氏が
「おまえら許さないぞ」
「それは悪いことをたら殺してもいいというのと同じ理屈だ!!」
と厳しく指導しておりました。
その意味をこどもたちはきちんと理解したかどうか・・・
それはつまり、その子の親たち、つまり私たちが
それをきちんと理解しているかどうか、なのかもしれません。
「悪いところがあれば、ヘンなところがあれば、
いじめられてもしょうがない」
そう思っている大人がたくさんいるとしたら、大変なことです。
悪いところは直せばいい。
ヘンなところも個性かもしれない。
他人と違っていたっていい。
誰もいじめられていいこどもなんかいない。
そういう当たり前のことがわかっていない。
他人をいじめることに対するこどもたちの罪悪感の薄さが
見事に現れた番組でした。