「どう生きたいのか」「どう暮らしたいのか」のミスマッチ。

NPOでは身体障害者向けのグループホームを運営しています。

身体障害者向けのグループホームって(大阪市を除けば)府下に3箇所ほどしかないそうです。

需要がないのか、はたまた事業として採算が合わないのか、理由はよくわかりませんがとにかく少ないのだそうです。

知的障害者の人のグループホームの方が断然多いです。なんでか?

とにかくうちのグループホームに関して言えば入居定員4人に対して現在3人が入居中、つまり「定員割れ」ですね。

この状態もう2年くらい続いてます。

入居斡旋(よびかけ)も度々してますし、見学に来られる方も何人かいたのですが結局入居に結びついていません。

理由はおそらく「入居者負担金が高め」「バリアフリー構造が十分でない」「介護体制が不安」などあるのではないかとうちの担当者が言っています。

まぁ、そうだろうか。納得はします。

入居する人の希望や状況によってつくっていく形が「裏目」になってます。

希望されるようなものすべてを揃えておけばいいんでしょうけどね、難しいです。

けどやはり「需要」は少ないのかなと思います。

共同生活に抵抗感をもつ人もいるでしょうし。

「制度があっても利用者なし」・・・ミスマッチなのかなぁ。

※写真は本文と関係ありません。

あわづ