昨日22日に緊急理事会を開催しました。以下はその報告です。

メインの課題(%とんかち%)
〜グループホームだんだんの入居欠員問題〜

【経過】
現在、大阪府四條畷市内で運営する身体障害者グループホーム「だんだん」の入居者が9月中に「退去」となった。これにともない現入居者数が2人となり、今後の運営について検討したい。

【論議】
大阪府担当課と調整した結果、2人の入居状態であっても運営を継続し、あらたな入居者獲得を目指してほしいとのことであった。(本来最低基準は入居者4人)

法人として今後も「だんだん」の運営を継続していくことになるが、財政収支の問題として毎月数万円の赤字収支となるのが必至である。この状況をどう打開していくのか。

本来的には入居者の獲得しかない。しかしここ2年ほど入居者獲得について努力を続けてきたが、実際入居には至っていないので直ちに新たな入居者が現れる見込みは考えがたい。

入居に至らない点について何が問題なのかをあらためて考える必要がある。入居先を探している人が何を求めているかに対して明確に「問題ない・何も心配ない」といえる状況をつくれるのかどうか。

具体的な例として、「手厚い介護体制」を求められる節もある。しかし、グループホームの本来目的や法人としての人員配置(財政的にも)に照らして考えるとそれもすぐに解決できる問題ではない。そのようにいくつかの検討すべき課題はあるが、「そうするのか、しないのか」しっかりと考えていかなければならない。

【結論】
年末あたりまでを目途に理事会内の特命チームで入居希望者に対していかなる「魅力」をつくり出していくのかについて検討し、提言をまとめる。

一方で来月から予測される赤字収支の対処として「だんだん」の引っ越しを入居者の理解を得ながら早急にすすめていく。それ以外の体制については当面変更をしない。

厳しい局面はまだまだ続きますなぁ・・・。

粟津