ご存じのように「障害者手帳」を取得すると何かしらいろんな割引制度がついてくる。

たとえば画像はJRの割引切符だけど第一種障害者なら介助者同伴でともに半額、つまり二人で一人分の運賃ですむようになっている。

この運賃の割引制度にはいくつか?と思うものがある。

この第一種、第二種の区分というものは、実際その障害者が介助者なしで交通機関を利用できるかできないかという個別の事情には即していない。

そのいい例がボクのような人間で、ボクは内部障害3級になったおかげで第一種障害に認定されているが、別に介助者がなくても何の不都合もない。

そんな人は結構いるんだろうと思う。その逆も。

もっとよくある例は入場料の割引などだろうか。

映画は一人でも同伴者がいても一人あたり1000円になる。

学生より安い。これは絶対お得だと思う。

公共の施設は無料が多い。

ボクもよく手帳を出してふらっと立ち入ることがある。

でもなぜなんだろう。障害者はお金がないからということなのか。

安くするからどんどん来てくださいということなのか。

正直なところ「そこまでする必要があるのか」と思うこともある。

(こんなこと言ったらお叱りをうけるだろうか。)

まぁ割引は「ご厚意」ですからとやかくいうのもおかしいんですけど。

できれば料金を安くするのと一緒に利用しやすい施設にしてくれる方がよいのですが。

あわづ