昨日久しぶりに四條畷にしゃべりに行ってきました(講演)。

テーマはこどもの余暇活動、中学校以降の過ごし方といったものです。

話の中身はNPOやボクの考え方、実践が中心ですが。

聞き手が障害児のお母さんたちだったので「提案をする」というニュアンスを意識しました。

言いたかったことのひとつは、自分のほしいものは誰かが与えてくれるものじゃなくて自分でつくるぐらいの気持ちで行きましょということ。

現実を見れば、それぐらい今の福祉は昔より変わってきています。

いい意味でも悪い意味でも「地域の中でどう自立していくのか」という気持ちがなければしんどいなと思っています。

でもそれは「誰の力も借りずに自力でガンバロウ」ということではなく、上手く他者とつながりあって新しい力を生み出すということです。

最後にボランティア(学生)の可能性の話になりました。

『もし、お母さんたちのグループで何かイベントをするときには保護者の力だけでやってはいけないと思います。自己完結だけでは新しい力は生まれません。そこにボランティアを呼び込む努力をしてみましょう。最初からすべて上手くいくことはないですが、活動のあるところに必ず人は集まってきます。最初は一人のボランティアであってもそこが楽しければまた一人(友だち)を連れてくるようになります。そうしたことの積み重ねがより大きな力になり、こども達の余暇活動や将来に有益になるのです』

「自分でつくる」ということは何か事業を起こすとか、起業することをよくイメージされますが、本当はそれだけではないと思います。

自分たちの普段の活動の見直しもとても大切なことです。

粟津