昨年までNPOでスタッフをしていた森くん(画像左端)は今年度から四條畷の作業所「解放の家」の専従者をしています。
もっとも「解放の家」も昨年まではNPOが管理していた事業所であり、ここのルーツ的な場所なので所謂「他人様」ではない存在です。
そんな森君は、週に一度はこれも私たちの障害者解放運動のルーツの一人であるY君といっしょに事務所にぶらりやってきて段ボールやアルミ缶などのリサイクル資源を引き取ってくれたり、ちょっと一服しています。
しかし先日めずらしくY君のお兄さんのS君がいっしょにやってきました。
S君は施設に入所しているのでもう随分Y君とは別々の暮らしをしています。(Y君はNPOのグループホームで生活しています)
ボクが二人にはじめてであったのは学生時分、中学生と小学生のかわいい?兄弟だったのですからかなりの時間が経過していますね。
思いおこせば、Y君が地元の小学校から養護学校の中学部に進学するとき、S君が施設で暮らすようになったとき、ボクたちの運動のポイントがあったように思います。
「地域で共に生きる」というのはどういうことなのか、真のつきつけが彼らの存在なのです。
まぁそれにしてもこの3人の距離の取り方、向き合い方がボクには何ともおもしろくてカメラにおさめました。
あわづ