ドキドキ、ワクワク福祉体験 その1

去る、2月13・14日、北条中学校から6名の生徒さん(1年生)があとからゆっくりに「福祉体験」に来ました。
「福祉体験」とは、学校の取り組みの一つで、生徒さんが福祉の現場に実際に出かけ、福祉の現状を知ったり、人との関わりを通して自分自身を見つめる(難しい・・)という目的のもと行われているものです。

毎年何件か、こういった「福祉体験」や「職業体験」の受け入れの依頼が学校からあり、今回も引き受けることにしました。

過去様々なプログラムを実施してきましたが、今回は年齢の近い子どもさんたちとのか関わりができればと、放課後の「障害」児中心の居場所「すまいる」のスタッフに相談して、中学生に「すまいる」に入ってもらうことにしました。

1日目は午前中は中学生にあとからゆっくりが出来てきた背景について伝え、昼食を挟んで、午後からは「すまいる」の活動に参加してもらいました。
「すまいる」では、子どもさん・中学生・大学生のボランティアさんの3人のチームを組んで、一緒に遊んだり、近くのスーパーまでお菓子を買いに買い物に出かけたりしました。
2日目は、関わりの振り返りと、「障害」児の親御さんからの親としての思いや中学生たちに向けてのメッセージを伝えるという流れで実施しました。

1日目・・・初めは、みんなとても緊張していましたが、徐々に子どもさんたちと生徒さんとの距離が近くなっていきました。そのきっかけの一つが、事前に中学生が準備してくれていた「遊び」でした。その遊びの様子を写真で取ったのですが、これ何をしているところかわかりますか?

・・傘をひっくり返して持って、その中に新聞紙で丸めた玉を入れる「玉入れ」です。これが以外にも!?盛り上がって、大成功でした!!

その後、近くのスーパーに出かけ、子どもさんが欲しいお菓子を選びました。玉入れでなかなかみんなの輪に入れなった子どもさんも、中学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちとしっかりと手をつないで買い物を楽しんでいました。

短い時間の関わりで、お互いを知ることもなかなか難しい中、ある生徒さんが「初めは「障害」児に関わることは難しいのではと思っていたけれど、一緒に遊べるんやってことがわかった」と言っていました。

限られた時間の関わりでしたが、一緒に汗をかきながら思いっきり遊ぶことでいろいろな気づきを中学生から聞きました。うまく言えませんが、その「気づき」を一関わる者として、これかれも大事にしていきたいなぁと改めて思いました。

とにかく一日目は慌しくすぎましたが、みなさんの協力のもと、無事終了することができました。

「ドキドキ、ワクワク福祉体験 その2」につづく・・

おおつか