NPOで働くというのはホントに楽しいと思っている。

ただすべての人がそう思えているだろうかと言えばちがうかもしれない。

たとえば何のために働くのかと言えば「生活のため(食べていくため)だ」という答えが一般的であると思う。

しかし世の中の働くという定義はこと生活が目的だけではない。

生きている証というか、生きていることの楽しさを味わうというようなことだってある。

「食べていけさえすれば贅沢ができなくたっていいじゃないか、それよりももっと生き生きと働きたいものだ」と考えたことのある人は結構多いんじゃないだろうか。

<いろいろなはたらくカタチ>
① 一般企業の社員となってバリバリはたらく。公務員という手ももあるか。。。

② ①は嫌だから、起業をして経営者になる。

③ ②もいいけど、資格を取ったりフリーランスでいろんなところではたらく。

④ ③に近いけど、定職につかずフリーターを満喫する。

⑤ ④というわけではないけど、家族や配偶者に養ってもらいながら相応にはたらく。

⑥ 基本的にははたらかない。

まだもっとカタチはあるかもしれない。どれかひとつでもなくいくつかを組み合わせながらというスタイルもあるだろう。

ただよくよく考えてみるとはたらきかたというのは『生き方』でもあるということがわかる。

生き方というものは本来自由なものであるはずなのに、働くという言葉に置き換えるとまだまだ世の中窮屈に考えてしまうのはなぜだろうか。

ただいかなる場合も共通して「あなたがいて私がある」ということを大切に思う。

組織の中にあっても個人事業主であってもそれは同じだ。

浪花節ではないが、他人のありがたみがわからない人ははたらき方も生き方も共感できない。

そんなことを若いスタッフやうちに来る学生さんたちにはわかってほしいと思う。

あわづ