*画像は日曜教室での一コマ
一昨日、前回総会後の久しぶりの理事会が持たれた。
新理事となった菅野さんをふくめて出席理事は5人、前期これまでの事業報告と後期に向けての課題提案が行われた。
課題としてはグループホームだんだんの自立支援法の新体系移行が取り上げられた。
障害者自立支援法の特徴の一つに障害の種別を問わない(とっぱらった)サービス提供(利用)というのがある。
過去は「身体障害の人用サービス」「知的障害者向けサービス」というように別けられていて、”相乗り”ということがなかった。
そういうことでいうと私たちが運営するグループホームだんだんは『身体障害者グループホーム』であって、国の制度ではなく大阪府の独自制度としてこれまで運営されてきたものである。
それが平成18年に障害者自立支援法が施行されて三障害の種別がとっぱらわれた。当然これからのグループホームは知的障害者のみならず身体障害者にも利用できるものとなる。
しかしこれまで『身体障害者グループホーム』として運営してきた施設に対して新法に移りなさいという指導はなく、大阪府としても慎重に時期を図っている様子であった。
それでも新体系への移行期限があと2年ほどとなり、この夏、ようやく移行へのGOサインが提示された。
うちの場合はいろいろ条件が足りていないので、現状のまますんなり移行は出来ない状態であるがなんとか来年の春をゴールと定めて準備を図ることになった。
肝要なのはただ条件を整えて移行が完了すればよいというのではなく、しっかりとした運営イメージを持って整備を図っていくということだ。
これまでのグループホームのあり方についての議論や入居者の生活の利便、今後の地域生活移行の受け入れ態勢などあらゆる点をふまえて計画作りに取り組み、来年4月に新グループホームになるよう検討していきます。
粟津