先日、ある作業所さんを訪問した。
この秋に新設されたところでまら利用者さんもまばら、経営が未だ安定しないということでいろいろと悩みを抱えておられた。
とはいうものの、お金を払って他人に頼むか、さもなければ自前でやらなければいけないのは福祉に限ったことではなく、将来を見据えながらどうしていけばいいかということでお話をさせていただいた。
話の流れで事業所同士の横のネットワークを活用されてはどうですかと問いかけてみた。
その時返ってきた答えは、市内に事業所のネットワークはあるのだけど参加はさせてもらってないということだった。
訳を突っ込んで聞くと「株式会社だからでしょう」ということだった。
ナルホドそんな話は他でも聞いたことがあるなぁと思い出す。
直接聞いたことはないけど個人的にはナンセンスじゃないか。
昔からやってきた人たちには福祉を営利がするなんてとか思うんだろうが営利法人が福祉サービス事業をやるのは法律で認められていること。
総量や選択肢を増やす上でもいいことだと思う。
例えば企業が就労支援の事業所をやるのは適当だとも思う。もちろん福祉を利用して経費を捻出するなどのケースはあろうが。
要は中身なのである。
社会福祉法人がやるからいいとか、営利法人がやるからダメだとかそんな物差しを持つようでは未来はない。
同じ地域の中で目標を共有して助け合えばだれもがもっとよくなるのではないか。
あわづ