ボランティアについて

ボランティアとは何でしょうか?
その語源は志願兵だそうです
つまり自らの自由意志で自発的に志願する行為

でも一般には困っている人を「手伝ってあげる」とか
弱い人を「助けてあげる」とかいうヘルプのイメージが
強いように見えます。

当会ではむしろ「支える」とか「支持する」とか「後援する」
というサポートのイメージを持っています

なぜならヘルプだと助けてもらう人と助けてあげる人という
関係性が固定化するし
何だか助けてもらう人は受身みたいだし
助けてあげる人は優越意識が刺激されそうです

それにボランティアは単に人と人との間だけでなく
野生動物や環境、平和などの社会的課題も
対象になるはずですから
人助けや奉仕だけではあまりにも
視野が狭すぎるのではないでしょうか?
自分自身が見つけた課題の解決に向かって
自主的に行動するボランティア活動が
よりよい社会への参画になるでしょう

当会ではボランティアは市民同士の相互関係であり
お互いの立場は入れ替え可能だと考えます
強い人と弱い人がいるのではなく
互いを尊重しあう交流をとおして
互いに学ぶことがたくさんあります

これまでも人生経験が一桁しかない子どもからも
多くのことを教えられたことがあります
1人の人間として対等であることを
忘れないようにしたいものです

<ヤマハギが雑木林の中に咲いています>