Q.スタッフの養成は?
A.現在ボランティアは主にアシスタントとして
活動していますが、本人のやる気次第では
1年以上継続すればファシリテーターになる
選択肢もあります。
要は本人の自主性と時間的条件
モチベーションなどによりますが
現実的には当面は無給ですので
やる気はあっても厳しいのが実状です。
Q.先生が研修を受けて学校で実践してもらうのは?
A.実際には先生や保護者が参加されますので
引き続きフォローしたり実践されているケースもあります。
ただ教育はすべて学校にお任せするのではなく
家庭教育や社会教育と連携しながら
すすめていくことが大切ではないでしょうか。
地域共同体が崩壊した現代社会では
子どもが保護者や先生以外の様々な大人と
ふれあい学んだり吸収できる機会を作ることが
子どもの健全な成長のためには欠かせないでしょう。
又、毎年継続して依頼を受けるケースがあるところを見ると
学校側もNPOに任せようと考えているのではないでしょうか。
Q.プログラム開発に専門家のアドバイスは受けたか?
A.最初に開発した「CEP子どもの権利条約」の時は
研究期間が3年かかり複数の専門家のアドバイスを受け
完成した段階でも再度チェックしていただきました
その経験はその後のプログラム開発に充分に活かされ
かなりの部分は会のスタッフ中心に完成させました
専門家といわれる研究者から学ぶことも多いのですが
それらは本や資料からも得ることができます
一方出前授業などで出会う当事者からは
リアルタイムで重要なことを学ぶことができます
例えば子どもたちが日常どんな生活環境にあるのか
どんな生活経験で悩んでいるのか
保護者はどんなことに最も関心が強いのか
どんなことを切実に知りたいのかなどです。
NPOとしては権威主義より現場主義を重視しています。
<ミズヒキソウといえば立原道造の美しい詩を思い出します>