6年生の出前授業で感じたこと

小学6年生3クラスに出前授業をしました
中には中学生みたいな大きい子もいましたが
みんな真剣にワークショップに参加し
自由な発想でユニークな発言もたくさん出ました
さすが高学年になると理解力や思考力が高まり
充実した授業内容になりました

こんなに目がいきいきして耳も集中し
口も自由に言葉を発する子どもたちですが
中学生になると急に表情がなくなり
いきいきした生命力や自由な発想が
見えなくなってくるのはとても残念です
おそらく受験の重圧だけでなく
思春期特有の難しい時期でもあるのでしょう

0歳から17歳までを「子ども」とひとくちには
言えないものなのに
大人の方がいつまでも幼い子どものときと
同じような意識で接してしまうと
子どもの新しい成長段階に正面から
向き合うことができないかもしれません

「子育て」というと保護者を含めた大人たちは
乳幼児期の子育てに注目してしまいがちで
小学校高学年や中学生になると
一件落着!子育て終了!
みたいに肩の荷を降ろしてしまい
親の関心が別の方に向きがちですが
それでは不十分であることを
専門家はもっと啓発すべきだと思います

<ギンミズヒキは赤よりずっと地味で目立ちませんね>