北海道小学校6年生の自殺について

この小学校は1学年1クラス17人だそうです
そんな小さなクラスでいじめに気づかないことが
あるのでしょうか?
3年からずっといじめが続いていたそうですが
1学年1クラスならクラス替えもなくて
学校はどんなに息の詰まる場所だったでしょうか

いじめで自殺した子どもはこれまでにたくさんいますが
教室で首をつり教卓の上に遺書を残したというのは
本当にめったにないことです

そこまで皆に伝えたかった、言いたかった
強い気持ちがあったのですね
小さな子どもが命をかけて
自分のつらさを表現してわかってもらいたかったのに
命を振り絞って書いた遺書が
1年間も公表されなかった
つまり隠されていたのです

それが教育の現場で起こったことに
私は強い怒りを覚えます
まさに「クサイモノニハフタ」「ミテミヌフリ」の体質ですね

日頃から問題が起きると記者会見で
「あってはならないこと」という言葉が使われますが
私には意味がわかりません
いじめは人間が集まるところには必ずと言っていいほど
あるものです

実際にあるという事実を認めない限り
再発防止策も解決策もありえません
タブーである限り正直に誠実に
語られることはないでしょう

今いじめられている子はこの報道を知っても
真似をしないで下さい
子どもが命をかけて書いた言葉が
1年も隠されるのですから
自殺して何かを伝えようとか
皆にわかってもらおうとしてもムダです

命を無駄にしないで下さい
人生は何回でもやり直しができるものです
でも死んでしまったらもう2度とやり直しもできません
生きていればきっといつか良いことがあります
まだほんの少ししか生きていないのに
人生に結論出さないでね

<サルスベリは夏の初めから秋まで長く咲き続けます 本当に百日紅という名前どおりですね>