起立性調節障害について

起立性調節障害は思春期特有の病気で
午前中を中心に頭痛、倦怠感、食欲不振、立ちくらみ
などの症状がでるそうです
血流の低下で子どもたちが体調を崩し
不登校の原因になることもあるものです
中学生の約1割に症状がみられ
診断された子どもの約4割が不登校ということです

朝きちんと起きられず親や先生から
「怠け癖がある」「夜更かしが原因」などと受け止められがちですが
治療法では食事や生活リズムの改善指導
学校への指導や連携、薬物療法、心理療法
などがあるそうです

これまでにも不登校といじめ、発達障害や学習障害などの
関係が指摘されてきましたが
まだまだわからないことがいっぱいあるのでしょうね
大人が知らなかったり理解していなかったりして
結果的に子どもたちにつらい思いをさせてしまっている
ケースがありうることを
私たち大人は謙虚に認めなければならないでしょう

例えば人生の転換期が思春期と更年期でもありますが
更年期特有の体調不良や心理的ストレスなどは
当事者が声を上げることで最近ではかなり
社会的理解もすすんできましたが
一方の思春期のさまざまな発達上の問題が
社会的に認知され理解されるまでには
本当に時間がかかってしまうことが
大人として残念であり子どもたちに申し訳ないと思います

<ハゼランが道端でたくましく咲いています>