高校教員の投書より
「この問題をめぐってあまたの議論がなされているが
それらの中に生徒の学習権の視点が
見られないのには疑問を感じる
必修科目というのは高校生として
身につけるべき必須の教養、知識であると
いうことであるはずだ
これを習得する機会を与えられないで
卒業させられてしまった生徒は
1人前の高校生として成長する権利を
奪われたということではないのか
〜中略
とまれ必修科目とは何かという
視点を欠いた議論は高校教育として
完結する理念を欠いた議論である
所詮高校は予備校になりきれない
予備校もどきであり
それを是とするということではないか」
<嘘をついたり、ズルをしたり、ごまかしたりしても
進学校のエリート高校生なら大目に見てくれるという現実は
高校生の倫理観を破壊し
世間を甘く見る傲慢さを育てるという
ゆがんだ教育効果が期待される
しかしその世間とは狭い仲間内の世界に過ぎず
国際的に通用する学力や
歴史認識には程遠いことになるだろう>
<なでしこはなぜかヤマトナデシコにつながる?>