三好春樹(生活とリハビリ研究所代表)
将来、介護が必要な状況になることを
不安に思う人は多い
だが「職人」「カリスマ」と称され
介護の仕事に携わる人たちから絶大な支持を得る
生活とリハビリ研究所代表の三好春樹さんは
老いや介護を受けることは自然なことで
それを問題にすることこそ不自然だと言うのだ
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老人は自分が死んでいくところをきちんと見せるのが
人間として最後の仕事だと思う
それに老人とうまく付き合えないということは
自分の未来とうまく付き合えないということなんですね
今、老人と楽しく付き合える人は自分が年を重ね
物忘れや失禁などをして他人の手が必要になった時
そんな自分を自然な変化として受け入れているはずです
世の中「自立、自立」と言われるけれどこれも幻想だと思う
自立って自分の若さに依存すること
でも若さとか健康とかはどうしてもなくなっちゃう
「自立」「エージレス」「いつまでも若々しく」とかそんな言葉ばかり
老いや死があってはいけないみたい
ぼくは年相応って言うのが好きですけどね。その人らしく
介護の学校は今いっぱいあるけどやっぱり学校で教えるものでない
現場で老人に向き合わないと分からない
ぼくは20年以上講演しているけど教育しようと思っていない
で、何をやっているか。多分共感を作っているんだと思う
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・・・・私も親の老いていく姿を見ることで多くのことに気づかされます
親は最後まで身をもって何かを教えてくれる存在だと感じます・・・・・・
<プラタナス(すずかけ)の実がユーモラスです>