なぜ子どものためのボランティアをするのか

人間が好きだからです
特に可能性あふれる子どもが好きだから
子どもをサポートすることは
未来の社会につながることだからです

でもそれだけではありません
子どもは社会的弱者であり
その人権も権利も守られていないからです
人権とは権利とはなんでしょうか

人権とは基本的人権のことで
Fundamental human rights
すべての人が生まれながらに持つ
いのちの尊厳、自由、平等の権利であり
1948年に国連世界人権宣言でうたわれています
第2次世界大戦でホロコーストなど多くの人々の人権が
踏みにじられたことへの人類の反省から生まれました

しかし人権はあくまでも基本的、基礎的土台になるもので
すべての人をカバーするほど十分ではありませんでした
中には自分達には不十分である、まだハンディを解消できないと
考える人々の集団が次々と声を上げて発言し
その人々固有の権利を確立していきました
例えば難民条約・女性の参政権に関する条約
人種差別撤廃条約・女性差別撤廃条約
拷問等禁止条約・子どもの権利条約などです

これらは人権を侵害されている当事者が困難な状況の中で
粘り強い運動をして手に入れた尊い権利です
しかし子どもの権利はどうでしょうか?
子ども本人が声を上げることも運動することもできなかったので
子どもの代弁者としてコルチャック先生などの大人たちによって
取り組まれ戦後40年も掛かってしまいました

そして子どもの権利条約が国連で採択されても
未だにその存在も価値も知らされていないのが
多くの子ども達でありその人権も権利も保障されていません
子ども達をそのような状況に置いている私たち大人には
少しでも改善する責任があるのではないかと思います

<ミヤコワスレが咲きました>